元フジテレビアナウンサーの近藤サトさんが、ネットショッピングで「詐欺被害」に遭いました。
このご時世、みなさん当たり前のようにネットショッピングをしているでしょう。
ふだん、何気なく支払いを済ませていると思いますが、慣れたところで落とし穴が待っているものです。
近藤サトが遭った詐欺とは
初めて拡散希望致します。
ネットショッピングをご利用の皆様、私は詐欺被害に遭いました。コロナ禍で被害は拡大しており、犯罪者はさらに巧妙な手口、また口座の売り買いでいたちごっことのこと。
お買い物の際は、まず確実な信頼性を確保し、くれぐれもご注意下さい。— 近藤サト (@satokondoh) February 28, 2022
近藤さんが被害に遭った詐欺は、ネットショッピング詐欺と呼ばれるものでした。
近藤さんが趣味としている”着物関係”の商品を注文する過程において、支払方法を「銀行振込」にしました。
大手都市銀行の指定口座に1万3千円の振込みを行い、ショップからも入金確認のメールが届きましたが。。。
「10日経っても音沙汰なし!」
さすがに不審に思った近藤さんはショップにメールを送るも、ブロックされており、電話をかけると「現在使われておりません」という悲しい結果に…
すぐに警察と銀行に届け出ましたが、「詐欺サイトに引っかかった」とのこと。
銀行振込での詐欺が多くなっている
最近多いインターネット通販での詐欺の事例では、「商品を購入したが届かない」あるいは「注文した商品と違うものが届いた」といった相談が増えているそうです。
これらのトラブルのほとんどは「銀行振込」なのです。
「なにかおかしい」と思って商品の購入サイトを見てみると、販売業者の電話番号が書いていなかったり、サイトや商品説明の日本語がおかしかったりすることがあります。
仕方なくメールで問い合わせてみると、返信がなかったり、アドレスが使われていなかったりで、連絡を取ることができません。
また、「当ショップでは銀行振込がご利用いただけます」と説明があるが、実際は銀行振込しか対応していなかったりします。
銀行振込は商品より先にお金を支払いますので、何よりも注意が必要ですね。
クレジットカード払いは安全?
クレジットカード払いは、カードの番号などの情報を、ネット上でショップに送信するので、なんだかコワい気がしますよね。
しかし、現在はクレジットカードの不正使用の被害を防ぐために、様々なセキュリティ対策が施されています。
たとえば、利用するオンラインショップのアドレスが「https://」になっていれば、データの入力画面が暗号化されているので、カード情報を安心して送信できます。
カードによってはショッピング保険で商品の破損や盗難などが補償されるものがありますので、ご自身のカードを確認しておくのもよいですね。
ただし、昨今はフィッシング詐欺の手口も巧妙化しています。
いくらSSL化(https://化)されているといっても、そのサイト自体がニセモノで、情報を盗まれる場合があります。
フィッシング詐欺の対策としては、偽メールやSMS、DMから偽サイトへ誘導されないようにすることです。
ブラウザからただしいアドレスでサイトに行きましょう。
詐欺被害に遭わない方法
最近のネット詐欺被害では、高額な買い物ばかりでなく、少額のものまでおよんでいるそうです。
現在では当たり前のようにネットショップを利用していると思いますが、ネット詐欺被害も右肩上がりに伸びています。
詐欺の被害に遭わないために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
ネットショッピング詐欺 対策のポイント
(1)見た目、日本語、フォントなどが不自然なサイトには要注意
(2)運営情報から、販売会社や連絡先の記載内容を確認する
(3)代金支払いはクレジットカード、代金引換も可能かどうか確認する(一般社団法人全国銀行協会サイトより)
芸能人の詐欺被害
芸能人でも、ネット通販やフィッシングによる詐欺に遭っている方がいるのでご紹介します。
りゅうちぇる
りゅうちぇるさんは、2021年1月、自身のTwitterで「スマホケースを買ったはずが届かなくて振り込み詐欺にあった」と詐欺被害に遭ったことを報告しました。
値段などの書き込みはありませんが、おそらく数千円のものでしょう。
このように、詐欺としては少額の部類だと思いますが、みなさんも同様の買い物をすると思いますので注意が必要ですね。
スマホケースを買ったはずが届かなくて振り込み詐欺にあい、さっきスタジオのトイレに行ったら前の人が流してなくてモロに他人の💩見つめてしまったけど、今日はとっっても良いお天気だから僕はハッピー☀️🌈😍🎵🌙🌷💦💋🥺🌙💜おはぴよんトロピカルパラダイス〜〜🎂🎉😆🍿
— ryuchell ♡愛をテーマに生きてます♡ (@RYUZi33WORLD929) January 29, 2021
元乃木坂46 生駒里奈
生駒さんも2021年1月に自身のYouTubeチャンネルでフィッシング詐欺に遭ったことを報告しています。
生駒さんは、普段から利用しているネットショップから、「カード情報の再入力のお願い」のメールが届き、メール内のリンクから飛んだページで入力・送信したようです。
生駒さんは、「通常ならやらない操作だけど、疲れてたりボーっとしてるとやってしまう」
と言います。
普段から気を付けていても、詐欺に遭ってしまうのですね。
メールやSNSなどから直リンクで飛ばないことをクセにするといいですね。
HKT48村重杏奈
村重さんは、18歳のときに架空請求詐欺に遭っています。
18歳になったのを記念して、興味本位でアダルト動画サイトに登録しましたが、それが詐欺サイトで、画面には視聴料は30分で5万円請求されるという表示がされました。
びっくりした彼女が、表示されている運営会社に連絡すると、退会するにはプラス42万円かかると言われましたが、話しているうちに請求額は6万円まで下がったそうです。
6万円の手持ちがなかった彼女が同じグループの宮脇咲良さんに相談すると
「それ架空請求詐欺だよ」
と言われて、自分が騙されたことに気づいたそうです。
請求された金額は支払い前だったので、被害に遭うことはなかったようです。
まとめ
一昔前は、ニセ投資話やオレオレ詐欺、結婚詐欺のニュースをよく見ましたが、現在はインターネットを利用した詐欺のニュースをよく聞くようになりましたね。
特にネットに慣れていない年代の方にとっては、難しい問題だと思います。
ネットショップを利用する際は以下の3点に気をかけてください。
(2)運営情報から、販売会社や連絡先の記載内容を確認する
(3)代金支払いはクレジットカード、代金引換も可能かどうか確認する
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