芝生にミミズが!原因と対策を考えた!!

雑学

芝刈りを楽しんでいる世のお父さん、こんにちは。

梅雨時期にはなかなか芝刈りが出来ずにウズウズしています。

やっと先週末に雨が降ってなくて芝も乾いていたので芝刈りが出来ました。

芝刈り後、ルンルン気分で庭を徘徊していると、ミミズが芝の上を”にょろにょろ”と徘徊しているではありませんか。

ツンツン伸びた芝をカットして、芝生が一面キレイになって気持ちよかったのに、あっちにもこっちにもミミズがウヨウヨしているのです。

手でつかみ(素手ではない)側溝に放してという作業を繰り返しながら庭を一周しました。

しかし、一周終わった!と思ったら、またウヨウヨ出て来ていて、結局3周しました。

20数匹は側溝にたまったはず…

さて、ミミズを速攻で側溝に放したのですが、「これで良かったのかな」とふと思いしらべました。

ミミズは益虫でもあり、害虫でもある。

夢中になって駆除する必要もないということがわかりました。

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ミミズは害虫

芝生にいる虫は、芝を荒らすものが多いので害虫扱いになるものが多いですね。

アリとかコガネムシとか。。

しかしミミズは、直接的に芝をダメにすることはありません。

なぜ害虫と呼ばれるのか?

糞塚をつくる

ミミズは芝生の土中の「土」を主食とし、その栄養分を取り込んで生きています。

食べる量も自分の大きさくらい食べるようです。

食べたら、出しますよね。

ミミズは芝生の上に糞の塚を造るのです。

よく見たらわかりますが、芝の上に土が所々盛り上がってることがあるでしょう。

あれは「糞」です。

糞は肥料ですので、放っておくと芝がその部分だけ灼けてしまいます。

また、芝刈り機で糞塚をそのまま刈ることにより、刃が悪くもなります。

そういった意味で、「害虫」と位置づけられています。

モグラを呼ぶ

朝起きてカーテンを開けて庭の芝生を見ると、モグラの跡がありガッカリしたことが何度もあります。

モグラはミミズが呼んでいるのです。

「おーい!」って呼ぶわけではありません。

モグラは、餌となるミミズを求めてやってくるのです。

二次的ではあるけど、ミミズがいることによりモグラがやってきて芝生が荒れるので、ミミズは「害虫」認定です。

ミミズは益虫

ミミズは芝生の土中の腐葉土などを食べて、栄養分を吸収して成長します。

そして、土壌の粒子を大きくして(団粒化)植物が生育するのに最適な土へと生まれ変わるのです。

主に野菜を作る畑では「益虫」として認知されています。

ミミズさん、ごめんなさい。

ミミズが地上に出る理由

ミミズって見た目が気持ち悪いですよね。

ずっと土の中にいて、いい土壌を作っててくれれば何ら問題なのに…

雨が降ると地上に出る

ふだんは、何もなければ土の中で生活をしているミミズくん。

雨が降ってしまうと必要な酸素が少なくなり、酸素を求めて地上に出てきます。

雨が降ると苦しくなってしまうんですね。

土が熱くなると地上に出る

春から夏にかけて暖かくなってくると、地面も熱せられます。

土の熱さに耐えきれずに、涼しい場所を求めて地上に逃げてきます。

しかし可哀そうに…

地上に這い出てくると、太陽光を浴びてしまうという追い打ちを掛けられて体力を消耗し、干からびて行くのです。

暑くなってきた季節に芝生の上や道路上によく見かける光景ですね…

ミミズの駆除

ミミズが嫌いな人は、なんとか駆除したいですよね。

しかし、ミミズによるわたしたちが受ける影響はさほど問題なく、逆にメリットが意外と大きいのではないかと思います。

わたしだったら、糞塚を見つけたら適当に地面を均して、肥料としての享受を受けたいと思います。

何とか駆除したいというのであれば、殺虫剤を使用するという方法があります。

芝生のミミズ駆除には、シバラックMCという殺虫剤がおすすめです。

芝生でよく見かけるコガネムシにも対応していて一石二鳥です。

まとめ

ミミズは見た目も気持ちワルイし害虫扱いされますが、益虫でもあるのです。

土壌をよく保ちたいのであれば、共存もひとつの道だと思います。

糞塚は均して、肥料の役目をしてもらうといいですね。

芝生の上に干からびていた場合は、アリが集まってくるので早めに処分したいところです。

ミミズは春から夏にかけてウヨウヨと出てきますので、苦手な人は殺虫剤を使用することをおススメします。

では。

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