今朝は久しぶりに、出勤前の“あのルーティン”を再開しました。そう、草取りです。
腰痛により1か月ほどできていませんでしたが、やっと再開しました。
以前は朝から汗だくになっていましたが、涼しくなりましたねぇ♪
今日は芝生の中に生い茂っていた雑草を中心に抜いたんですが、目についたのが「コニシキソウ」。
名前は知らなくても、見たことがある人は多いんじゃないでしょうか。
地面を這うように広がって、赤っぽい茎に小さな葉っぱがびっしり。
しかもその葉には、なんとも気味の悪い赤紫色の斑点が……。
正直、見た目がとても気持ち悪い。
芝生の緑の中に、あの模様が広がっていると、なんとも不快な気分になります。
しかもこのコニシキソウ、ただの雑草じゃありません。
ちょっと調べてみたら、なかなかの“強敵”でした。
■ コニシキソウってどんな雑草?
コニシキソウ(小錦草)は、北アメリカ原産の一年草で、明治時代に日本に入ってきた帰化植物です。
トウダイグサ科ニシキソウ属に分類され、芝生や道端、畑、空き地など、あらゆる場所に生えてきます。
特徴は、地面を這うように広がる赤っぽい茎と、対になった小さな葉。
葉の中央には赤紫色の斑点があり、これがまた独特の不気味さを醸し出しています。
茎を折ると白い乳液が出てくるのも特徴で、この汁には毒性があり、皮膚に触れるとかぶれたり、ただれたりすることもあるそうです。
■ なぜ芝生に生えるのか?
コニシキソウは、芝生の密度が薄くなった場所や、裸地化した部分に好んで発生するようです。
発芽には光が必要で、乾燥した酸性土壌を好むため、芝生の管理が甘くなった場所に入り込んでくるんですね。
しかも、茎の節から根を出して地面に張り付くように成長するため、芝刈り機では切れないし、根ごと抜かないと再生してしまう。
さらに、刈り取った葉をそのまま地面に放置しておくと、そこからまた根を出して成長するというしぶとさ……。
■ 繁殖力がすごい
コニシキソウは種子で繁殖しますが、その種子はアリが運ぶことで広範囲に広がるようです。
花には蜜腺があり、アリを呼び寄せて受粉を助けてもらい、さらに種を地中に運んでもらうという、まさに“共犯関係”。
しかも、春から秋にかけて長期間にわたって発芽・成長し、年に2回以上開花する個体もあるとか。
これはもう、ちょっとやそっとじゃ終わらない戦いです。
■ 今朝の草取りの感想
そんなコニシキソウが、うちの芝生にもびっしりと群生していました。
まるで芝生を覆うように広がっていて、正直、これは当分終わりそうにありません。
見た目も気持ち悪いし、抜いても抜いてもキリがない。
でも放っておくと、芝生がどんどん侵食されていくのが目に見えているので、やるしかないんですよね😢
■ 対策としては…
・芝生の密度を上げる(芝刈りの頻度を増やす)
・手で根ごと抜く(手袋必須)
・刈った草は絶対に放置しない
・必要に応じて除草剤を使う(芝生用を選ぶ)
このあたりが現実的な対策になりそうです。
ただ、除草剤は芝生にも影響が出ることがあるので、慎重に選びたいところですね。
■ まとめ:雑草、許すまじ
というわけで、久々の朝の草取りは、コニシキソウとの戦いでした。
見た目も性質も厄介な雑草ですが、放置すればするほど手に負えなくなるので、こまめな対応が大事ですね。
「雑草、許すまじ」――この言葉を胸に、明日もまた、出勤前に少しだけ戦おうと思います。
やりたくないけど!
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