芝生の手入れをしていると、
「サッチ取りはやったほうがいい」という情報をよく目にします。
ただ、実際には時間も手間もかかる作業なので、
「やらないとどうなるのか」
が分からないまま、判断を先送りにしている人も多いのではないでしょうか?
なお、私の場合は、10年ほど大きな手入れをせずに芝生を維持してきましたが、致命的な問題は起きていませんでした。
この記事では、サッチ取りをしない場合に考えられる影響を整理し、
無理に作業を増やさないための考え方についてまとめます。
サッチ取りは必要?芝生の状態から判断するチェックポイント
そもそもサッチは「少量なら問題ない」
最初に大事な前提として、
サッチは少量であれば必ずしも悪者ではありません。
- 土壌の乾燥を防ぐ
- 芝生を保護する
といった役割もあるため、
「サッチがある=即サッチ取りが必要」ではありません。
問題になるのは、分解されずに厚くたまった場合です。
影響① 水が土にしみ込みにくくなる
サッチ層が厚くなると、
- 水が表面で弾かれる
- 水やりしても根まで届かない
といった状態が起こりやすくなります。
その結果、
水を与えているのに芝生が弱る
という状況になることがあります。
影響② 肥料や空気が根に届きにくい
サッチが厚いと、
- 肥料がサッチ層で止まる
- 空気が土中に入りにくい
ため、根の生育が悪くなりやすいとされています。
表面は緑でも、根が浅く弱い芝生になりがちです。
影響③ 芝生の生育ムラ・色ムラが出る
サッチが多い場所と少ない場所で、
- 生育の差
- 色の濃淡
が出やすくなります。
見た目が悪くなるだけでなく、
弱った部分からさらに状態が悪化する
という悪循環につながることもあります。
影響④ 病気やコケが発生しやすくなる
サッチ層は湿気がこもりやすいため、
- 病気
- カビ
- コケ
が発生しやすい環境になります。
特に、水はけが悪い場所・日当たりの悪い場所では注意が必要です。
影響⑤ 芝刈り・管理がしにくくなる
サッチが多いと、
- 刈りカスが溜まりやすい
- 芝刈り後の掃除が大変
など、日常管理の手間が増えます。
結果として、
さらにサッチがたまりやすい状態を作ってしまうこともあります。
すぐに深刻な問題になるとは限らない
ただし、サッチ取りをしないからといって、
- すぐ芝生が枯れる
- 取り返しがつかなくなる
というわけではありません。
多くの場合、少しずつ影響が積み重なっていくイメージです。
だからこそ、
- 芝生の状態を見て
- 必要になった段階で対処
という考え方でも問題ないと感じています。
判断基準は?
もし自分の芝生で判断するなら、
- 明らかな不調がなければ様子見
- 水はけ・色ムラが気になり始めたら検討
- 一気にやらず、部分的に対処
このくらいのスタンスで向き合えばいいのではないでしょうか?。
まとめ|「放置=即NG」ではないが、見て見ぬふりも危険
サッチ取りをやらないことで、
- 水・肥料・空気が届きにくくなる
- 病気やコケが出やすくなる
といった影響が起こる可能性があります。
一方で、
状態が良ければ無理にやる必要はない
というのも事実です。
まずは芝生の状態を確認し、
「本当に必要かどうか」を見極めることが大切だと感じました。
サッチ取りは必要?芝生の状態から判断するチェックポイント


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