ここのところ、オミクロン株による新型コロナの発生者数が尋常ではありません。
2021年に開催された東京オリンピックのあとから年末にかけては、嘘みたいに感染者数が激減し、日本だけコロナ終了!な雰囲気だったのに…
今では1日数万人ととんでもない状況になっていますね。
わたしは幸いなことにまだ感染していないですが、もう時間の問題なんですかね?
ところで、毎日発表されている感染者数のカウントはどのように行われているのだろう?
新規感染者数の発表までの流れの一例
一例として、東京都の新規感染者数発表までの流れは以下のようです。
各県それぞれ違うと思いますが、参考までに。
・患者の受診
体調がかんばしくないAさんが「風邪かな?」と思いながら医療機関を受診
・医療機関が「検体」を採取
医療機関は、コロナの症状が考えられる場合は、鼻腔・口腔より検体を採取する。
・検査機関で検査
採取した検体は検査機関により検査される。
・結果判明、保健所へ報告
検査の結果「陽性」の場合、医療機関が「発生届」を作成し、医療機関所在地の保健所へ送付する。
・保健所から都へ報告
保健所が「発生届」を都に報告する。
・新規患者数の発表!
「発生届」を受理した都は、これを新規患者数として発表します。
新規患者発生数は正確ではない??
東京都の場合、新規患者数は前日朝9時から24時間のデータを取り纏めて”当日分”としているそうです。
しかも、患者が「陽性」の診断を受けていても、保健所から「発生届」が提出されなければカウントされないとのこと。
また月曜日に新規感染者数が少ない理由は、土日は医療機関のお休みが多く、受診者が少ないためだそうだ。
感染者はもっといっぱいいる?
感染力が高いオミクロン株は、感染しても無症状な人が多く、自分が感染していると気付く人も少ないでしょう。
ネットを調べてみる限りでは、医療機関も受診希望の人たちが多すぎて対応に苦慮しているというし、自覚のない感染者もたくさんいると言われています。
欧米では日本よりもはるかに多く感染者が出ている報道がされていますが、その原因はどうやら検査数の差が大きいだからだそうです。
検査数が増えれば必然的に感染者の数も増えるということで。
無症状者も普通に学校に行ったり仕事に行ったりしているので、気が付かないうちにクラスターに関与する場合も決してないとは言えないですね。
これからも気を抜かずに感染予防をしていきましょう。
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