冬の間は芝生のサッチ取りを控えたほうがいい、ということは別記事で整理しました。
では、春になったらサッチ取りはどうすればいいのか?
実は私自身、春に本格的なサッチ取りをした経験はまだありません💦
そのため今回は、これから春のサッチ取りを行うにあたって、事前に調べて分かったことや注意点をまとめています。
同じように
「春にやっていいのは分かるけど、いつ・どうやるのが正解か不安」
という方の参考になればと思います!
冬と春では考え方がまったく異なるため、あわせて読むと「なぜ春はタイミングが重要なのか」がより分かりやすくなると思います。
冬に芝生のサッチ取りは必要?やっていい場合と注意点
結論:春のサッチ取りは「芝が動き出してから」が目安
春にサッチ取りを行う場合、目安になるのは
芝生が少しずつ緑になり始めた頃です。
具体的には、
- 芝の色が茶色一色ではなくなってきた
- 新しい芽が見え始めた
- 地面が凍らなくなった
こうした変化が見えてからが、サッチ取りを検討するタイミングになります。
時期としては、地域差はありますが
4月〜5月頃が一つの目安です。
なぜ春でも早すぎるサッチ取りは避けたほうがいいのか
春になって暖かくなると、早く手入れをしたくなります。
しかし、芝生が十分に動き出していない段階でサッチ取りをすると、
- 根がまだ活発に動いていない
- 傷ついた部分が回復しにくい
- 春の成長に影響が出る可能性がある
といったリスクがあります。
冬にサッチ取りを避ける理由と同様、
芝生が回復できる状態かどうかが重要です。

冬にサッチ取りをしてしまった。。
遅すぎるサッチ取りのデメリット
逆に、春でも遅くなりすぎると次のような問題が考えられます。
- 芝の成長が進み、作業の負担が大きくなる
- 雑草が増えて、芝と一緒に引っかいてしまう
- 一度に取れるサッチの量が多くなりすぎる
そのため、春のサッチ取りは
本格的な成長が始まる前に、軽めに行うのが基本になります。
春のサッチ取りは「やりすぎない」が基本
春のサッチ取りで一番意識したいのは、
一度で完璧にしようとしないことです。
- レーキで軽く引っかく
- 表面に溜まったサッチを取る意識
- 根元まで削らない
まだ実際に作業をしていない立場から見ても、
「少し物足りないくらい」で止めるのが安全だと感じています。
一気にやらなくていいという考え方
芝生全体を一度にサッチ取りしようとすると、負担が大きくなります。
- 数日に分けて行う
- 今年は軽めに様子を見る
こうしたやり方でも問題ありません。
毎年少しずつ続けることで、
サッチは溜まりにくくなっていくと言われています。
サッチ取り後に気をつけたいこと
春にサッチ取りを行った後は、次の点に注意するつもりです。
- 軽く水をまく
- しばらく踏まない
- 芝生の状態を観察する
肥料や目土については、芝の様子を見ながら判断する予定です。
まとめ
- 春にサッチ取りをするなら、芝が動き出してから
- 早すぎても遅すぎても芝に負担がかかる
- やりすぎないことが一番大切
- 未経験でも、事前に考え方を整理しておくのは無駄ではない
もし自分が春にサッチ取りをするとしたら、
- 新芽が伸び始めた直後ではなく
- 芝生全体がしっかり緑になってから
- 一度に全面ではなく、まずは一部で様子を見る
そんな進め方を選ぶと思います。
実際に春のサッチ取りを行ったら、写真や気づいた点を追記していきます!!

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