今日も出勤前の30分、毎朝の慣例である芝生の草取りをしました。
幸い、今朝は朝露が少なく、手袋もそれほど濡れずに済んだので、ストレスは軽め。
昨日は隣家との境界の垣根周辺を攻めましたが、今日は道路沿いの垣根まわりに挑戦です。
ここがまた厄介で、地面に這いつくばるような草がびっしり。
手で抜こうとしても、根っこがなかなか取れないタイプ。
こういう時に頼りになるのが、写真にある草取りツール。

これを使えば、根までスッと抜けて気持ちいい!……ただし注意点あり!!
芝生の上で使うと、芝まで剥がしてしまうんです。
そこで編み出したコツは、ツールで草の根元を少し浮かせて、最後は指で抜く方法。
これなら芝を傷めず、草がスポッと抜けます。
ちなみにこの草、調べたところ「オオアレチノギク」に似ています。

芝生にも普通に生えるらしい。
私の中では「抜くのがかったるい草ランキング」上位常連。
今日はこのオオアレチノギクと格闘したので、特徴や駆除方法を調べてみました♪
オオアレチノギクとは?特徴と芝生に生える理由
オオアレチノギク(学名:Conyza sumatrensis)は南アメリカ原産の外来種で、日本には昭和初期に帰化しました。
現在では全国の道端や空き地、そして庭の芝生にも侵入してきます。日本生態学会が選定する「侵略的外来種ワースト100」にも入っている要注意雑草みたいです。
特徴は、秋に芽生えてロゼット状の葉で越冬し、春になると一気に茎を伸ばして高さ1.5〜2mにもなること。
葉は細長く鋸歯があり、全体に短毛が密生して灰緑色に見える。
花は小さく目立たないものの、1株で数万個の種子を作り、風で遠くまで飛ばすため、爆発的に増えるとのこと。
芝生に生える理由は、裸地や弱った芝の隙間を好むから。
芝が密でない場所や乾燥したエリアが格好の侵入ポイントであるということは、ちょうど我が家に当てはまる話です!(笑
さらに、種子は非常に軽く、風で簡単に飛んでくるので、どんなに管理していても油断すると入り込むようです。
抜きにくい理由と効果的な駆除方法
オオアレチノギクが抜きにくい最大の理由は、根の構造。
浅く広がるタイプですが、ロゼット期を過ぎると茎が硬くなり、根も強固に張るため、手で引くだけでは途中で切れてしまいます。
効果的な駆除方法は次のとおり!
- ロゼット期に抜く:秋〜冬のうちに抜けば比較的簡単。
- 草取りツールを活用:根元に差し込み、軽く浮かせてから指で抜くと芝を傷めない(今日の実践で確認済み)。
- 除草剤を使う場合:芝生を枯らさない選択性除草剤「アージラン液剤」などが有効。広葉雑草に効き、芝は守れます。
- 防草シートで予防:道路沿いや垣根下など、芝生以外の場所は防草シートで光を遮断すると発芽を防げます。
ちなみに、オオアレチノギクは乾燥や踏み固められた土地でも育つタフな雑草…
放置すると種子が土中で数年休眠し、再び芽を出すので、駆除は「早め・徹底」が鉄則です!!
実際に抜いてみた感想と次回への課題
今日の30分は、ほぼオオアレチノギクとの一騎打ち。
草取りツールのおかげで根まで抜けた時の爽快感は格別ですが、芝生の上では慎重さが必要。
ちょっと力を入れすぎると芝がいっしょに剥がれるので、ツール+指抜きのハイブリッド戦法がベストだと確信しました。
それにしても、この草は「イライラする草ランキング」堂々の上位。
抜きにくい、増えやすい、見た目も地味で達成感が薄い……。
でも、調べてみると繁殖力や生態のしたたかさに、ちょっとした感心も覚えます。
自然界のサバイバル能力ってすごいですね!
明日はまた別の雑草が待っています。
そいつも謎の草なので、抜くのが楽しみ~♪ ←ウソです、全然やりたくないです…


コメント