今では使っていない古いパソコンが家の片隅に眠っていませんか?
わたしの家では2台眠っていました。
1台はデスクトップパソコン、もう1台はノートパソコンです。
この不要なパソコンを処分すべく、ふつうに粗大ごみに捨てようと思ったのですが、時代の流れかわたしの常識不足か、それが不可能であることがわかりました。
いろいろと調べて比較的簡単に処分できたので紹介します。
古くなったパソコンの処分の方法
わたしはパソコンの処分方法は以下の3つが思い浮かびました。
- そのまま粗大ゴミへ
- 分解して燃えないゴミへ
- たまにトラックでやってくる回収屋さんへ
3つのうち「どれにしようかな?」と当初はかんがえましたが、
- 液晶モニタは家電リサイクル法の対象?
- ハードディスクをそのまま処分するのは危ない?
- トラックでやってくる回収屋さんの素性は?
など、次々と不安がよぎってきて、結局ネットで検索することにしました。
やはり今は、パソコンを廃棄するのにはいろいろと規制があるみたいです。
そんななか、この時代のニーズに合わせて、複数の業者が古いPCの引き取りをしていました。
わたしが選んだのは、リネットジャパンリサイクル株式会社です。
古いパソコンの回収業者の選定
リネットジャパン選定の決め手となったのは、以下に当てはまる場合でも無料で回収してくれるからです。
- どんなに古くてもOK
- ハードディスクがなくてもOK
- 壊れて動かなくてもOK
- 液晶ディスプレイも回収してくれる
他の業者さんも調べましたが、ディスプレイが対象外または有料だったので、リネットジャパンさんに決めました。
廃棄するものは、段ボールひと箱にいくら詰めてもよく、わたしは
- デスクトップパソコン
- 液晶モニタ
- キーボード
- ノートパソコン
- ケーブル類
を入れました。
また、わたしが懸念していたハードディスクは、取り外しても持って行ってくれます。
わたしの場合ハードディスクは、デスクトップパソコンは外して、後ほど自分で破壊処理予定。
ノートパソコンは、リネットジャパンさんにデータ消去を依頼しました。
パソコンを引き取るだけではない
上の項目で書いたとおり、リネットジャパンさんでは有料ですがデータの消去を行ってくれます。
PCには、色々なデータが保存されていると思います
- ID番号
- パスワード
- マイナンバー
- 口座情報
- 年賀状の住所
- 写真・動画
- 友人とのメール
わたしのノートパソコンは、壊れていて動作しないことから、データの消去を委託しました。
リネットジャパンさんのデータの消去方法は
- データ消去ソフト「blanco」
- 物理破壊方式
- 強磁気破壊方式
があります。
「blanco」は、政府機関や大企業が採用している世界No.1のシェアを誇るソフトウェアです。
物理破壊方式は、官公庁などでも利用している物理破壊専用機で、ハードディスクを加圧変形、穴をあけ、読み取り・再使用をできなくさせる方法です。
強磁気破壊方式は、直流強磁場を瞬間照射し、磁性体に記録されているデータを一瞬で完全破壊するシステムです。
わたしのノートパソコンは、「3.強磁気破壊方式」が採用されました。
なお、依頼すればハードディスクのデータをバックアップして、USBで届けてくれます。
思い出の写真などたいせつなデータがある方には親切な対応ですね。
また、リネットジャパンさんはそのほかにも親切なサービスが充実しています。
- ネットで簡単に申し込みができる。
- 送付用段ボールを事前に送ってくれる
- 配送業者が自宅に取りに来てくれる
実際の流れ
では、実際にパソコンや液晶ディスプレイの引き渡すまでの流れを紹介します。
廃棄するパソコンや液晶ディスプレイを段ボール箱に詰める
段ボールは以前Amazonで届いたものを再使用しました。
回収してもらうもの
- デスクトップ
- 液晶ディスプレイ
- キーボード
- ノートパソコン
- その他ケーブル類
段ボールに詰め込みました
ウェブサイトで申し込み
申し込みフォームで
- パソコンの台数
- パソコンのデータ消去
- パソコン以外の回収品
- 段ボールの個数
- 回収希望日時・時間帯
が求められ、最後に住所・氏名等を入力します。
入力も非常に簡単にでき、親切なフォームだなと感じました。
申し込みを行うと、メールで「お申込み完了のご案内」が届きます。
回収日や申込内容、料金の内訳が記載されているので確認しましょう。
荷物の回収
指定した回収日に宅配業者が来ます。
回収員がすべて記入された「送り状」を持ってきているので、それを段ボールに貼り、配送を依頼します。
回収品到着の連絡
リネットジャパンよりメールで「回収品到着のご連絡」が届きます。
自分の手元にあったパソコンが「無事に届きましたよー」っていう連絡がくると、なんだか感慨深いものがありますよね(TT)
データ消去を依頼している場合は、以後その作業が行われます。
データ消去の連絡
リネットジャパンよりメールで「データ消去証明書発行のご案内」が届きます。
この証明書は、データ消去(3,000円)とは別に、「しっかりとデータを消去しました!」という証明となるもので、別途500円かかります。
もちろん、不要な場合は証明書発行費用は発生しません。
まとめ
パソコンや液晶ディスプレイを廃棄する場合は、適切な処分方法で行わなければなりません。
パソコンのハードディスクには個人情報など重要なデータが入っています。
このデータを安全に消去して、パソコン、液晶ディスプレイ、周辺機器を処分してくれるのがリネットジャパンリサイクル株式会社でした。
わたしも利用して、簡単な申し込みの方法と安心なサービスであったと実感しています。
もし同じような境遇の方がいましたら、安心しておすすめしたいです。
アジアジ
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