冬に芝生のサッチ取りは必要?やっていい場合と注意点

芝生の管理

芝生の手入れをしていると、「サッチ取りって寒い時期にやっていいの?」と迷うことがあります。
私自身、実際にレーキを手に取ってみたものの、今やるのは違う気がして調べることにしました。

結論から言うと、冬に芝生のサッチ取りをするのは、基本的におすすめできません
ただし、まったく何もしてはいけないわけではなく、やっていい場合と、やってはいけない作業があります。

この記事では、の時期のサッチ取り(サッチング)について、初心者目線で分かりやすくまとめます。

木製とステンレス製のレーキの写真

春のサッチ取りについては、こちらの記事でまとめています。
芝生のサッチ取りは春はいつやる?失敗しないタイミングと方法
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サッチ取りとは?なぜ必要なのか

サッチとは、芝生の表面や根元に溜まった

  • 枯れた葉
  • 刈りカス

などがになったものです。

サッチが溜まりすぎると、

  • 水や肥料が土に浸透しにくくなる
  • 病気や害虫の原因になる

といった問題が起こるため、定期的に取り除く必要があります。

【結論】冬の時期にサッチ取りは基本NG

日本の一般的な芝生(高麗芝・野芝)は、秋から冬にかけて成長が止まり、休眠期に入ります。

この時期は、

  • 芝生の回復力が弱い
  • 傷ついても再生しにくい

ため、サッチ取りによるダメージがそのまま春まで残ってしまう可能性があります。

特に、しっかりサッチを取ろうとして強く引っかく作業は、芝生にとって大きな負担になります。

冬の時期にやってはいけないサッチ取り

次のような作業は避けたほうが無難です。

  • レーキでガリガリ削る
  • サッチングマシンを使う
  • 根元まで深く引っかく

これらは成長期であれば効果的ですが、今の時期にはダメージのほうが大きくなります

この写真は、調べる前にガリガリとサッチ取りをやってしまった写真です😢

芝生をガリガリやってサッチを集めた写真

例外:これなら今やってもOK

冬の時期でも、次のような軽い作業であれば問題ありません。

  • 表面に浮いている枯れ葉を軽く集める
  • 落ち葉やゴミを取り除く程度

サッチの写真

あくまで**「掃除」レベル**にとどめるのがポイントです。

以前、竹ぼうきでサッチ取りをしましたが、冬の時期なら使えそうですね。
以下がその時の記事です。

竹ぼうきで芝生のサッチング、やってみたら意外と使える件

今の時期にやるべき芝生の手入れ

サッチ取りの代わりに、今の時期は次のような作業がおすすめです。

  • 落ち葉をこまめに除去する
  • モグラなどで盛り上がった土をならす
  • 芝生を踏み荒らさないように注意する
  • 芝刈りをする場合は高めにして最後に1回だけ行う

芝生を無理にいじらず、春に向けて休ませる意識が大切です。

まとめ

寒い時期の芝生の管理は、以下を参考にしてくださいね。

  • 今の時期のサッチ取りは基本的にNG
  • やるなら軽い掃除程度まで
  • 本格的なサッチ取りは春〜初夏がベスト
  • 今は芝生を休ませる時期

焦らず、季節に合った手入れをすることで、春の芝生の立ち上がりが変わってきます。

私も実際に冬の芝生を前にして、サッチ取りをするべきか悩みましたが、今は無理をせず春を待つことにしました!

春のサッチ取りについては、こちらの記事でまとめています。
芝生のサッチ取りは春はいつやる?失敗しないタイミングと方法

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