さて、我が家の薪棚が大変なことになっています。
見た目は何ともないんです。写真をご覧いただければ、「ああ、普通の薪棚だな」と思うはず。

でも、実は一番手前の列は中途半端に薪が置かれていて、2列目の上半分が完全に手前側に倒れているんです。
真ん中の柱が、まるで「俺が支えるしかない…!」と踏ん張っているような状態。
横から見ると、こんな感じ。

これ、積んである薪を崩さずに元に戻すの、無理じゃね?
上から手作業で薪を取り除いていくと、いつか作業中に崩れるはず。超危ないですよね。
実は以前も、薪棚の薪が手前側に崩れたことがありました。
それ以来、薪を積むときは手前側がちょっと高くなるように意識して積んでいたんですが…今回もやっぱり崩れてきた。
なんでなんだろう?
ということで、原因と対策を調べてみました。
薪棚が崩れる理由は「乾燥」と「重力のいたずら」
薪って、乾燥すると縮むんです。
特に日光がよく当たる表側が、裏側よりも縮みやすい。
つまり、薪を水平に積んでしまうと、乾燥が進むにつれて表側が傾いていき、結果として手前側に崩れてしまうんですね。
[amaworksblog.com] ←薪の積み方についてわかりやすく書いているamaさんのブログ
また、薪の形が不揃いだったり、積み方が雑だったりすると、重心が偏ってしまい、これも崩れる原因になります。
対策は「ちょっとした工夫」と「薪への愛情」
では、どうすれば崩れないのか?
- 薪は斜めに積むべし!
手前側を少し高くして積むことで、乾燥後の傾きを相殺できます。 - 形の悪い薪は上に積むべし!
安定した土台の上に、バランスを見ながら積むと崩れにくくなります。 - 井桁積みで端を固める!
薪棚の両端を「井」の字のように積むことで、壁のような支えになります。 - 中間に控えを入れる!
細い木などで薪列同士をつなげることで、全体の安定性がアップします。
今度からは、薪棚に優しく接します
薪棚って、ただの木の置き場じゃないんですよね。積み方ひとつで、命にかかわる危険が潜んでいる。
今回の件で、改めて薪棚の怖さと向き合うことになりました。
今度からは、薪を積むときに「崩れないように」「乾燥しても大丈夫なように」と、しっかり考えて積んでいきたいと思います。


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