我が家は薪ストーブがある。
今の季節は大活躍で、自然にストーブの周りには家族が集まってくる。
我が家では、薪ストーブは夜6時ごろ着火させ、そして12時ごろに最後の薪をくべてあとは朝までチロチロと燃え続ける。
とても優雅である。
ここで薪ストーブの暮らしを紹介しよう。
薪ストーブ1台で家中暖房
カッコつけましたが、薪ストーブがあるだけで部屋は散らかっています。
10年前くらいは薪ストーブのブームがあったけど、今も人気あるのかな?
私はそのブームに乗っかって薪ストーブを導入しました。
真冬も薪ストーブ1台のみで家全体の暖房を賄っています。
本当に暖かくて、暖房の面でいえばとてもおすすめです!
しかし苦労もありますよ。
薪の調達方法
薪ストーブの燃料は薪です。
薪は買うとすごく高い!!
我が家の場合、ホームセンターで買うと、1日で1,000円分くらいは使います。
ですので、特に山を持っている友達もいないので、何とかして無料で薪を調達したいですね。
山を持っている方は別として、そのつてのない方の薪の調達方法は主に
- 薪ストーブ屋から購入
- 薪専門店から購入
- 偶然目にした伐採木をもらう
- 薪ストーブ友達と声を掛け合って協力
になるかと思います。
私は無料で調達したいので3と4でがんばってます。
先日、薪を取りに行ったのでご紹介します。
薪ストーブの薪取りに出発
今回行った場所は、自宅からおよそ40km。
友達の呼びかけにより、一緒に行きました。
薪ストーブ導入当初は、ステップワゴンで2列目と3列目を倒して薪を積んでいました。
今はかなり古い中古の軽トラで現場に向かいます。
友達はステーションワゴンに薪を積んでますが、それで全然大丈夫です。
軽トラにチェーンソーと斧を積んで出発!
あとは、車内で音楽を聴きたいのでBluetoothのスピーカーを持っていく。
軽トラのエンジン音がうるさいが、スピーカーの音を大きくしてすごく快適です。
車内には10-FEET、サングラスをかけたおっさんが国道を法定速度で爆走。
かなりシュールです。
しかしこの軽トラ、一つ問題点があります。
オイル上がりをしているのか、白煙がヒドイ。。
走行中は問題ないけど、停止時から発車するときに白煙をぶちまけるのです。
周りを気にしてしまうタチの私は、発車するたびに
「ごめんなさい!悪気はないのです!!」
と心の中で謝ってばかりです。
薪取り現場に到着!玉切りと薪割り!!
ドライブ時間は片道1時間20分。
ほどよく運転が疲れてきたところで現場に到着。
長さ約3m、直径約40~50cmの樫の丸太が10個ほど転がっています。
これ、私ら薪ストーブユーザーからすればまさに天国、超絶な絶景!!
一般人が見たら、、いや、見向きもしないであろう。
しかし、私が持っているチェーンソーは30cmと情弱であり、歯がたちません。
友達は45cmのチェーンソーなので、今回は彼に頼ることにしました。
彼が丸太を切る「玉切り」をして、私は玉切りされた丸太を斧で割ることに。
玉切りは40cm感覚で。
私はこのやく縦横約40cmの丸太を斧で割っていきます。
「スパーンッ!」と割れると超気持ちいい!!
逆に節があると泣きそうになる、全然割れてくれない。
まぁ、家に持ち帰ってから細かく割ることにするので、現場では持ち運びができるくらいの大きさに割っていきます。
この玉切りと薪割り作業は気持ちいいけどホント疲れるんだよね。
帰りの運転の体力も残しておかないとね。
とりあえずできるとこまでやって、軽トラいっぱいに積んで作業を終えました。
帰りの道のり 薪をいっぱい積んでルンルン♪
「ぢゃ、お疲れっしたーーー!」
友達と現場でお別れし、いざ帰路へ。
そして、発車オーライ♪
「・・・。お、お、重い。。」
生木は重いのです。
帰りの運転も超大変でずっと緊張の連続。
- スピードが出ない
- ブレーキ(制動距離)が長くなる
- ちょっと早く走ると左右に振れる
上記の症状に悩まされます。
まぁ、ゆっくり走ればいいだけのことなんですけど、田舎の道は周りの車がバンバン飛ばすので気遣い屋の私はそれはもう地獄。。
まぁ、気を取り直して、10-FEETで盛り上がって帰ることにしている。
10-FEETサイコーーー!!
帰りの道のりでウィンカーランプの球切れ事案発生
帰路、それはもう車内で一人で盛り上がりながら爆走(法定速度以下)していたら、左折するときにウィンカーランプが切れていることを発見した。
「チッコンチッコン」て音が鳴るはずが「カチャカチャカチャカチャ」って。
もうこれ以上周りに迷惑かけたくありません。
速度は遅いし、白煙吹いてるし、ウィンカー作動しないし。。
現場の土地勘がわからないが、途中で車の個人経営店があったので急遽ランプ交換をしました。
人のいいお爺さんが対応してくれた。
爺「どんしたの?」
私「左後ろのウィンカーランプが切れて候」
爺「いんやぁ、木さいっぱい乗っけてんな~。なにすんだがぁ?」
私「薪ストーブに使うんすよ。」
爺「いんやぁ、暖炉さあったけえべ、ええ趣味しとるなー。」
謙遜謙遜
爺さんばかりではないけど、薪ストーブと暖炉をごっちゃになる人多いですよね。
暖炉と言われるたびに
「いえ、薪ストーブです!薪ストーブは外気を絞るので燃費がとてもいいんです!!」
とか昔はなぜかそんな説明を毎回していましたが、今はもう
「暖炉、暖かいですよ~~!」
とスルーするようになりました。
他人からしたらどちらでもいい話で、もし本当に興味がありそうな話をしてきたら詳しく説明しています。
さて、ひととおりウィンカーもなおり、国道も走破して作業は終了しました。
このあとは、家で薪割りですね。これもいい運動です。
薪割りはいい運動
後日、薪割りを行いました。
まぁ、だいたいは現場で割ってきたので、さほど気合入れません。
ただ、なぜだか現場では一生懸命できる薪割りが、家だと超めんどくせー。
はっきり言ってやりたくないyo。
散歩中の人とかの目が気になるし、
斧を振り回しているという物珍しさからか、足を止めて見入る人もいるし。
そうするとこっちも緊張して、斧が木にまっすぐ当たらなかったり、力いっぱい振りかざしたのに木がビクともしなかったり。。
ですので、周りを見渡して人の気配がないことを見極めて作業するので、それも面倒のひとつです。
薪割りはいい運動になるので、いつも家でくだらないドラマをずーーっと見ている奥方に楽しくダイエットができるよー、と誘うのもいいかもしれませんね。
最後に
この作業、薪取りの現場作業、家での薪割りは、繰り返して7回やりました。
いやホント疲れた。
この現場で2シーズン分の薪は調達できた♬
アジアジ
コメント