ホームシックとは、長年幸せな家庭環境で過ごしてきた家族と離れ離れになったときに寂しさを感じる心理状態をいいます。
特に、高校を卒業して間もない大学生がひとり暮らしを始めたときにホームシックになりやすいですよね。
特にこの年の子は、親元を初めて離れるので不安がいっぱいでしょう。
このページを見て、はやくホームシックを克服してくださいね。
なんでホームシックになるの?
賃貸物件情報サイトCariruno編集部の調査によると、ひとり暮らしを始めた大学生の66.8%がホームシックになるようです。
ホームシックは初めての一人暮らしという生活の変化から起こります。
不慣れな環境、知らない土地、新生活の不安や焦り、知り合いがいないことから、近くに相談する相手もいません。
そんなとき、慣れ親しんだ家や家族、友人のことを思い、寂しさとなって現れます。
大学生のホームシックの克服方法
ホームシックの症状は時間の経過とともに和らぎますが、以下の行動をとると精神的にも楽になりますので参考にしてくださいね。
親や友達に連絡する
電話やLINEで素直に自分の気持ちを打ち明けましょう。
自分の置かれている環境や気持ちを吐き出すだけで、精神的に随分と楽になりますよ。
その際、「ホームシックで悩んでいるので、相談に乗ってほしい」という事情をきちんと伝えてください。
ただのお喋りになってしまうと、相手の楽しそうな話を聞くだけで、ホームシックがさらに重くなってしまうおそれがあります。
現地の友人に相談する
現地に友人がいるのならば、悩みを相談してみましょう。
悩みを正直に話すことで心が軽くなるほか、友人との距離も縮まることで寂しさが軽減されるでしょう。
また、気分転換に遊びに行くのもいいですね。
勉強、アルバイトに打ち込む
勉強やアルバイトなど、夢中になれるものに打ち込みましょう。
人間は”空いた時間”があると、色々と思考を巡らせるもので、クヨクヨする場合もあります。
そんなときは、何かに夢中になり、悩むヒマをなくしてしまうのが効果的です。
大学生ですので、「勉学」か、社会勉強や親孝行として「アルバイト」に精を出すのもひとつです。
規則正しい生活を心がける
規則正しい生活を心がけるというと簡単に聞こえるかもしれませんが、これは非常に重要です。
昼と夜が逆転するような生活を送ると、精神的に良くない影響が出ます。
特に深夜はつらい気持ちを相談できる相手もおらず、落ち込みやすくなりがちです。
夜は早く寝て、しっかり朝日を浴びることが大切です。
また、つらい気持ちやストレスがある場合は、身体を動かすこともおすすめです。
身体を動かすことでストレスが発散できますので、軽い運動も合わせて行ってみてはいかがでしょうか。
頻繁に帰省する
ホームシックがひどく、心身に影響を来している場合は、頻繁に帰省することをおすすめします。
つらい気持ちに蓋をし続けて頑張りすぎると、うつ病などの精神疾患を患ってしまう可能性もあります。
頻繁に帰省して、親や友人に相談したり、客観的に自分を見つめなおしてリフレッシュすることで、また頑張ろうと思うことができます。
まとめ
ホームシックは誰にでも起こり得ることです。
あまり深く重く受け止め過ぎずに、素直に周囲に相談することで、症状が解消するケースが多いです。
つらい気持ちを押し殺し続けると、より一層辛くなることもあるので、周囲に頼ったり、気分転換したりしましょう。
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