プロ野球に新たな風が吹くかも?
NPBと12球団が、延長タイブレーク制の導入を検討していることがニュースになりました。
これは、延長に入った際に無死二塁から始めるというルールで、メジャーリーグでは2020年から導入されているものです。
議論の焦点となっているのは、導入の目的みたいですね。
試合時間の短縮なのか、勝敗を明確にするためなのか、それぞれのメリットとデメリットが指摘されています。
NPBの井原敦事務局長は、「目的を明確にしなければいけない。まだ結論は出ていない」と慎重な姿勢を示しているようです。
導入時期はまだ決まってないようですが、来季からの導入はなさそうですね。
しかし、ファンからは早くも熱い視線が注がれているみたいです。
果たしてNPBは、タイブレーク制という新たな挑戦に乗り出すのでしょうか?
※上記のリンクをクリックすると、以下の説明記事にジャンプします。
詳細説明
プロ野球
プロ野球は、日本野球機構(NPB)が運営する、12球団による2つのリーグ制で行われる野球のプロフェッショナルスポーツです。
各球団は、年間約140試合の公式戦を行い、セ・リーグとパ・リーグの優勝チームが日本シリーズで激突します。
選手たちは高額な報酬を得て、野球を専業としており、ファンを魅了する熱戦を繰り広げています。
日本野球機構(NPB)
日本野球機構(NPB)は、日本のプロ野球を統括・運営する一般社団法人です。
セ・リーグとパ・リーグの2つのリーグを運営し、日本シリーズやオールスターゲームなどの開催、選手や審判員の管理、ドラフト会議の実施など、プロ野球に関する様々な業務を行っています。
また、野球の普及・振興にも取り組んでおり、国際大会への出場や、国内における野球教室の開催なども行っています。
12球団
12球団とは、日本野球機構(NPB)に加盟するプロ野球チームの総称です。セ・リーグとパ・リーグの2つのリーグにそれぞれ6球団ずつ存在します。
セ・リーグは、読売ジャイアンツ、阪神タイガース、広島東洋カープ、横浜DeNAベイスターズ、中日ドラゴンズ、東京ヤクルトスワローズの6球団で構成されています。
パ・リーグは、福岡ソフトバンクホークス、北海道日本ハムファイターズ、埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズ、東北楽天ゴールデンイーグルスの6球団で構成されています。
各球団は、年間約140試合の公式戦を行い、リーグ優勝を目指します。リーグ優勝チーム同士が日本シリーズで対戦し、日本一を争います。
延長タイブレーク制
延長タイブレーク制とは、野球の試合において、延長戦に入った場合に、無死二塁から攻撃を始めることで、試合を早く決着させるためのルールです。
このルールは、メジャーリーグでは2020年から導入されており、日本でも2023年から公認野球規則に記載されています。
NPBでも導入が検討されていますが、導入時期や目的についてはまだまだ議論の余地がありそうです。
メジャーリーグ
メジャーリーグベースボール(MLB)は、アメリカ合衆国とカナダに本拠地を置く30の球団で構成される、世界最高峰のプロ野球リーグです。
19世紀後半に発足し、長い歴史と伝統を誇ります。
選手たちは高額な報酬を得て、野球を専業としており、世界中から注目を集めるスーパースターが多数在籍しています。
毎年、レギュラーシーズンとワールドシリーズが行われ、世界一をかけて熱戦を繰り広げています。
メリットとデメリット
タイブレーク制のメリットとデメリットは以下の点が挙げられます。
メリット
試合時間短縮 | 延長戦を短縮することで、試合時間を短縮することができます。 これは、ファンにとっても、テレビ中継を行う放送局にとってもメリットとなります。 |
勝敗の明確化 | 引き分けを減らすことで、勝敗を明確にすることができます。 これは、シーズン制のリーグ戦において特に重要となります。 |
戦略性の向上 | 状況に応じた戦略が求められるため、試合がより面白くなります。 |
デメリット
伝統の喪失 | 延長戦という野球の伝統が失われる可能性があります。 |
不公平感 | 偶然の要素が大きくなり、不公平感を感じるファンも出てくる可能性があります。 |
選手の負担増加 | 延長回数が減ることで、リリーフ投手の負担が増加する可能性があります。 |
タイブレーク制は、メリットとデメリットの両方があります。導入にあたっては、これらの点を慎重に検討する必要があります。
井原敦事務局長
井原敦事務局長は1980年に読売新聞社に入社。
米国アトランタ支局に9年間勤務し、アトランタ五輪をはじめ、メジャーリーグやNFL、NBAなど幅広い米国スポーツを取材した実績を持ちます。
2002年から5年間は読売巨人軍に出向した経歴があり、現在は日本野球機構(NPB)の事務局長を務めています。
事務局長の仕事
NPB事務局長は、日本プロ野球機構(NPB)の事務局を統括し、プロ野球運営の様々な面で重要な役割を担っています。具体的には、次の3つの仕事が主なものです。
プロ野球公式戦の開催運営支援 | 年度連盟選手権試合(公式戦)の日程編成、審判員・記録員の派遣、球団調整などを行い、プロ野球の円滑な開催を支える。 |
日本シリーズ、オールスターゲーム などの主催運営 |
プロ野球の最高峰である日本シリーズや、ファン参加型のオールスターゲームなどのイベントを企画・開催し、プロ野球の盛り上げに貢献する。 |
NPB全体の事業推進 | 野球振興事業、国際化事業、侍ジャパン事業など、NPBが推進する様々な事業の企画・立案・実行を主導し、プロ野球の発展に努める。 |
プロ野球ファンはどう思っているの?
タイブレーク制について、ファンの間では賛否両論の声が聞こえています。
賛成派
- MLBのタイブレークおもしれーぞ!時短は必須。
- 日本のプロ野球もタイブレーク制導入して引き分けを無くして欲しいと切に願う。
- 来年からプロ野球でも同じ10回からタイブレーク導入して試合終了を速くして欲しいと思います!
反対派
- プロ野球て『タイブレーク制』は要らんでしょ。。。何をとんちんかんな事言ってんだ?
- 時短目的ならタイブレークなんて導入せずに9回か10回で引き分けでいい
- 時間短縮選手の、体力面を配慮してって言うけど…オモロないってやめて欲しいわ
この考えに尽きるのでは?
タイブレーク制についてはいろいろな意見がありますが、長い歴史のある日本のプロ野球史を考えれば、以下のコメントに尽きるのではと思います。
プロ野球のリーグ戦でタイブレーク制は難しいんじゃないかなあ
個人成績にかなり影響するでしょう
リリーフ投手なんて自責点ゼロでホイホイ負けがついたらやってられないだろうし、打点王争いもとても不公平になる— にのみやすず (@Azzurri2006c) June 25, 2024
まとめ
プロ野球の延長タイブレーク制について、検討が進められています。
試合時間の短縮と勝敗の明確化が目的のようです。
プロ野球ファンからは賛否両論の声が挙がっており、どのように決着するのでしょうか!?
今後の議論の行方に注目ですね!
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