先日、薪棚の屋根補修の話をしましたが、我が家では薪ストーブを使っています。
薪ストーブの何が良いのかというと、エアコンやヒーターと違って遠赤外線効果により、自然な暖かみが感じられるのです。
また、暖かいだけでなく、薪が燃えている炎を直接見ることができるので、心が穏やかになり、心身ともに癒されるのです。
冬場のおっさんの楽しみです。
しかし、この楽しみの裏には様々な苦労もあるんですよねぇ。
薪ストーブユーザー全ての人が感じているわけではないと思いますが、わたし自身が苦労していることについて少し書き留めます。
薪ストーブで苦労していること
薪集め
薪ストーブは、当然ですが燃料は薪です。
山を持っている人ならば無料で薪が手に入りますが、薪を購入するとなると高くつきます。
できれば薪は無料で手に入れたいですよね。
そういった場合、木を伐採しているのを見かけたら、声かけをして無料でいただけないか聞いてみるのが常套手段です。
木を伐採している人も、木の処分に困っている場合があるので、お互いwin-winになる可能性が高いですね。
わたしは車を運転しているときは、常に周辺で木が転がっていないか、自然と確認するようになりました(笑)
でも、正直あまり見かけないですよね。
薪運び
どこかで仕入れた薪を家まで持ち帰るのもひと苦労です。
昔はワンボックス(ステップワゴン)の2,3列目のシートを倒して薪を積んでいましたが、薪の重量はとても重いので、積みすぎるとクルマを痛めてしまいます。
ですので、少しずつしか持ち帰れないのです。
家の近くで薪を仕入れないと、とても面倒くさい作業になります。
薪割り
原木(丸太)があっても、それをチェーンソーで玉切りして、斧を使って適当な大きさに薪割りする作業も相当な体力を使います。
そして、チェーンソーのメンテナンスも必要ですね。
混合油やチェンオイルを用意したり、チェーンソーの刃をやすりで削ったり、使用後はメンテナンスをしたりと。。
今から導入しようと思ってる方へ(デメリット編)
初期費用が高い
薪ストーブ本体もさることながら、実は煙突が高価だったりします。
煙突の種類はシングル煙突と二重煙突があります。
多少高価ですが、安全性を考えて二重煙突にすることをおすすめします。
薪の保管場所が必要
薪は、薪割りをしてから、最低1年間は乾燥させなくてはなりません。
なので、大量の薪を保管しておくスペースが必要です。
ある程度大きな庭が必要で、薪が雨に濡れないよう薪棚などを設置する必要があります。
暖まるまでに時間がかかる
薪ストーブはエアコンなどと違ってすぐには部屋を暖めることができません。
家の広さや構造などにもよりますが、40分から1時間をみないと、温かみは感じられてこないでしょう。
煙突掃除などメンテナンス
薪ストーブは寿命が長いと言われていますが、それには当然ながらしっかりとしたメンテナンスが必要になります。
ストーブ内部については、ちゃんとしたプロの方に定期的にお願いすればよいでしょう。
煙突掃除は自分でできるようにしっかり練習しましょう!
近所迷惑
薪を燃やした際に、煙突からたくさんの煙が出るので、すぐ隣に家がある場合は近所迷惑になることが考えられます。
これから薪ストーブの導入を検討している方は、このデメリットと思われるものもひとつの趣味として捉えることができれば、素晴らしい薪ストーブライフが送れることと思います!
わたしは完全に自分に洗脳して、楽しんでます(笑)
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