朝の出勤前ルーティンとなっている草取り。
中学生の息子を見送ってから、そのまま自然と体が動き、気づけば草取りが始まるようになってしまいました。

12月にも関わらず、まだまだ終わらないわが家の雑草…。
しかも、家の前は交通量がそれなりに多い道路。
通る人に「え、12月でも草取りしてるの?」と思われていないか、毎回ソワソワしています(誰も見てない可能性の方が高いんですが…被害妄想強め)。
そんな本日の主役は、庭で目立っていた“あの草”。調べてみると「タネツケバナ」と呼ばれる雑草でした。

今回は、このタネツケバナについて深掘りしつつ、冬でも続く草取りの“気づき”も交えてご紹介します。
タネツケバナってどんな雑草?|見た目・時期・特徴を徹底まとめ
タネツケバナはアブラナ科の一年草で、冬〜春にかけて一気に勢力を伸ばす雑草です。
寒くても元気に育つので、12月の庭で見かけるのはごく普通。
特徴は以下のとおりです。
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発生時期:晩秋〜春
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葉の形:切れ込みのある丸い葉が地面に広がる
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花:春になると白くて小さな花を咲かせる
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繁殖力:細長いさや(莢)に種がぎっしり。はじけて一気に拡散
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生育場所:庭・畑・道端・芝生・畝の隙間など、とにかくどこにでも生える
見た目は小さくて可愛いのですが、春に爆発的に増えるので、油断して放置すると「え?いつの間にこんなに!?」という状況に…。

私の庭でも、まさにこの“静かに増えてる感”に気づくのが遅れがち。
小さくて引っこ抜きやすい今の季節に発見できたのは、ある意味ラッキーなのかもしれません。
タネツケバナは放置するとどうなる?|メリット・デメリットをチェック
デメリット(ほぼこっちが本命)
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種が大量に飛ぶので増殖しやすい
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根が意外にしっかりしていて、春になると抜きにくくなる
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畑では栄養を吸われ、作物の生育が弱くなる
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芝生に入り込むと密度が落ちる原因にも
こうして見ると、やはり「早めに抜く」が圧倒的に正解。特に、春の開花後にできる長いさやが恐ろしく、ほっとくと種が周囲にバラ撒かれます。
メリット(ちょっとだけ)
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可愛い白い花が咲くので、見た目は悪くない
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柔らかいので抜きやすく、草取り初心者が練習するには良い
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食べる人もいる(クレソンに風味が似ていると言われる)
とはいえ、庭の管理という観点ではメリットよりデメリットの方が圧倒的。
私も「かわいい花だな〜」なんて油断した年には、翌春とんでもない数に増えて後悔しました。
12月の草取りはつらいけど…“雑草を知る”と毎朝の作業がちょっと楽しくなる
12月の草取りはとにかく寒い。
今朝も30分で腰が痛くなり、昼休みの草サッカーができないほどのダメージを負いました…。
それでも、ここ最近は「この草は何だろう?」「前見たのと違う形だぞ?」など、雑草図鑑モードになることで、多少は気が紛れるようになっています。
タネツケバナのように、名前を知ると急に愛着が湧いてくる雑草もあって、
“ただ抜くだけのつらい作業 → 観察しながらのミニ研究タイム”
に変わってくるのが面白いところ。

冬でも元気な雑草たちは、まだまだ庭のどこかで次の出番を待っているはず(汗)。
また新しい雑草に出会ったら、調べて紹介していこうと思います♪


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